遅れて感想文③

2020⁄05⁄21(木) 00:00
さて のっぴぃさんが何か創作物を見る際にどうしても惹きつけられてしまう要素があります。
――それが”青春”というもの。 残念ながらのっぴぃさんにはこれが不足しています。

なんというか 中高時代に基本いじめられて過ごしてきたせいで
中学時代の卒業アルバムは卒業式があった当日に破り捨てましたし
高校時代はそもそも卒業式にすら出席できませんでした。

――まぁ 結果的に「卒業証書・アルバムをもらう」ということもしなかったので
「高校の卒業って何だったんだろうな」という実感がいまだつかめずにいます。

(※大学卒業もしましたし、当然「卒業証書を発行」はされています。
ただ、私自身でそれを取りに行くようなことはせず 親に撮りに行ってもらいました。
――それほど、学校に行く、というのは卒業当時の私にとっては耐え難いものだったんです。)

で 中学高校双方ともに、そして一応最近会社で苦労している内容にもどこか
通じるものがあるのですが これらの原因というのが通じて「空気を読む」というもの。

そして 今回ネタにしたい「青ブタ」という作品、
どうにもこの「思春期の人たちの纏う空気感」というのが大きなカギを握っています。

周りが言うからやる。 周囲に合わせて賛同する。
逆にそれができない人間はとてもダサい。 そんな空気感。

主人公はこの空気感から放り出された若干アウトローな立ち位置に位置していて
ここから「空気感から放り出された人たち」とかかわっていきながら
「青春を謳歌する中で漠然と感じる不安」と立ち向かっていく物語になっています。

ただ その不安を不安として扱うのはまぁ 非常に漠然としていますので
若干都市伝説的な注釈を混ぜ込みつつ この不安を可視化し、対峙していくという構図になるのですが。

そんな風に考えると 「周囲から認識されない」という一話の描写と
その時にヒロインが纏い、第一印象を確立させ、タイトルともなった
バニーガール衣装を着ていても認知がされない、というシチュエーションは
一体どのようなスタートラインが引かれていたのかな、というのが気になるところで。

そもそもなぜ、スタート時点で主人公だけがバニーガール先輩を見ることができたのか。
――たぶん、周りの空気に合わせることをあきらめ、校内で浮いた存在となった
主人公の立ち位置を思い返すと このあたりを起因とした設定なのだろうとは思うのですが

……そもそもここで目立つ衣装としてバニーガール衣装を着てみよう、と考えた
ヒロイン側の思考についてはちょっと考えが及ばなくて謎、という意味で
いろいろと気になってしまう今日この頃であります。

TOP