歴史は繰り返す

2020⁄02⁄19(水) 00:00
歴史は繰り返す、とは言いますが なんか今の現状を顧みながら
どこか学生時代に歴史の授業で聞いたことが引っかかるなと思ったので覚書。

なお、私は思いっきり理系人間、つまり歴史の教養なんて
せいぜい高校のそれに毛が生えた程度、という前提も書き添えつつ。

鎌倉時代、御恩と奉公、なる言葉がありました。

幕府に使える御家人は幕府の危機の際には自費をもって駆けつける。
幕府はその恩に応じた領地を奪取した土地を配分する、という形で分け与える、という制度。

基本的に日本の中での戦いに関してはこの制度で特に問題も起こらず
システムを回すことができていたのですが 元寇という大きな代償を払ったにもかかわらず
得る領地が全くなかった戦いを経ることで このシステムが完全に崩壊。

鎌倉幕府の滅亡の一端となった、と聞いています。
……今の日本社会、これに近い何かを感じるよね、って話。

バブルの時代、自分の国の中に目を向けつつ年功序列というシステムを駆使して
社員を働かせることができた時代は特に社員は大きな不満なく回すことができたでしょう。

内需だけで十分に社会を賄うことができたので そこから得た利益を
社内にシステマティックな方法で配分しておけば社員に文句はなかった。

しかし バブルははじけ、内需だけでは利益を得ることができない。
ゆえに今まで抱えていた頭数を養うことができなくなる。

今の時代は昔の御家人と違って容易に頭切りができるのかもしれませんが
そのように切った頭というのはそれがそのまま自分たちがいままで食い扶持にしていた
領地、国内の市場に帰ってきます。

外に目を向ければいい、という声もあるかもしれませんが
日本人からまともな経済学者が生まれないあたりも示すように
どこか日本の経済世界ってガラパゴス化している部分もあるようで。

結果的に まともに会社は部下に与えるものを用意することができなくなっている、
けれども 御恩を果たすように求めている、そんな風に思う今の日本経済。

歴史ではそのような恩に返すこともできない幕府(会社)は倒れる定めであると教えてくれるのに
それを外圧的に抑え込もうとする某経済団体。

……そんな構図が今ふと頭に思い付きましてね。 明らかに不自然ですよ。 これって。
――あ、ただの妄想話なんで特にこれで議論とか詰めるつもりはありません。 あしからず。

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